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【People in Drones】ルイーズ・ジュップさんの場合

「People in Drones」*シリーズで、わたし達は南アフリカでの免許を持つドローンパイロットであり、『上空からの精密農業』(原題:Precision Farming from Above)の著者であるルイーズ・ジュップさんにお話を聞きました。ルイーズさんはTerreco Aviationの共同創設者で取締役でもあります。彼女はドローンパイロットとしての見識と環境管理責任者の観点から農業領域におけるドローン活用の機会について語ってくれました。

免責事項:このインタビューは農業におけるドローンの活用についての一般的な情報を提供することを目的としています。本インタビューによってもたらされた情報は、特定の状況下で必要とされる専門家のアドバイスの代わりになるものではありません。本インタビューから得た事柄やドローンを用いた活動を実行に移す前に、専門家からのアドバイスを受け、自己責任で対処してください。


Louise Jupp
Photo courtesy:https://terrecoaviation.co.za/

SKYWALKER:本日はお時間をいただきありがとうございます。
まずは、どのようにしてドローンとその活用法についての着想を得たかを聞かせてください。
ルイーズ:2014年の終わり頃から2015年にかけてテクノロジーに関する記事でドローンを初めて知りました。ずっとテクノロジーと「ガジェット」に興味があったのでドローンに目が留まったのです。私はもともと英国出身ですが、2000年に南アフリカに移住して以来ここで暮らしています。移ってすぐに、農業の分野でより効果的な水管理の必要性を含む多くの環境圧があることに気付きました。

SW:なぜドローンの技術を農業ビジネスの世界で活用しようと決めたのですか?
ルイーズ:私は貿易の分野の環境管理者ですが、マネージメント・ツールとしてもドローンはより良い資源活用のために効果的な機会を提供してくれます。これは多くの面で環境に恩恵をもたらしてくれます。
また、わたしには農業に従事する友人達がいるので農業の行く末について心配しています。強い農業基盤は全ての国にとって必要不可欠なものですが、農業についてはまだ多くを予測できません。わたし達は持続可能な方法で世界人口のニーズに応えるために、より効率的な食糧生産を行なっていかねばなりません。ドローンは一つの答えです。

SW:南アフリカでドローンのサービス・プロバイダーとしての地位を確立する上で(特に外国企業である場合)どのような課題があるのでしょうか?Terecco Aviation社の場合はいかがでしたか?
ルイーズ:第一の課題は南アフリカにおけるドローン規制です。規制はドローンの安全運行を行う上で不可欠ですが、商業利用に関するライセンス・プロセスは遅れています。外国の企業にとってはライセンスを得る上でドローンをどのような条件下で運行できるのか否かの必要条件を確認することが不可欠です。例えば、南アフリカにおいて航空会社は外国人が25%以上の株を所有することはできません。
わたし達のケースでいうと、まだ商業ライセンス取得に向けた途中段階にあります。つまり、南アフリカで合法的にサービスを提供することはまだできないということです。農業における商業的なドローン活用の価値について啓蒙を行なうべく、その一環として『上空からの精密農業』という本を出版したり、イベントで話したりしています。


Louise Jupp  
Photo courtesy:https://terrecoaviation.co.za/

SW:長年の経験に自信を持っているベテラン農家に新しいテクノロジーであるドローンを使ってみるよう説得するのは大変でしたか?
ルイーズ:アメリカで行われた調査によると、農業団体のおよそ3分の1はドローンを初期段階から活用し、3分の1は使用していない。また残りの3分の1は、もっと説得力のある動機が必要だということを示唆しています。
わたしは南アフリカでも同様の状況が存在しているのではないかと考えています。論より証拠で、南アフリカではドローン活用によってもたらされる改良点やそれに付随したコスト的な価値を証明するためのケーススタディがさらに必要です。
ドローンは南アフリカにおいては依然として新しい産業で、効果的なマネジメント・ツールというよりは玩具であるという認識が残っています。

SW:あなたの経験からドローンによる調査プロジェクトの特徴は何ですか?
ルイーズ:ドローン調査の成功例としては、農家の人達が抱える問題を解消したり、これまで顕在化していなかった問題を浮き彫りにしたことです。
ドローンによる調査結果はより効率的で持続可能な産出量の増加に効果を生みます。もちろん、安全でなければなりません。

SW:南アフリカでドローンパイロットの免許をとりたい人にどのようなアドバイスをされますか?
ルイーズ:南アフリカでドローン操縦士の免許を取得することは理論をなぞるだけではなく、飛行スキルを要求されることになります。シミュレーターか、小さな屋内用ドローンを買って練習、練習、練習です!
楽しみながらも常に安全に気を配り、法的責任が伴っていることを忘れないでください。また、航空業界に参加しているということに留意してください。そのために監督を受け、規制され、保護されているのです。


Interview with Louise Jupp, the drone pilot and co-founder of Terreco Aviation via Skype on October 26, 2018. Photo by SKYWALKER Inc. 

ルイーズさん、ありがとうございました。
農業分野でのドローン活用の発展を楽しみにしています。
〔スカイウォーカー株式会社Facebookより抜粋〕

【People in Drones】*
「People in Drones」は、スカイウォーカー株式会社によるドローンに関わる人々への国際的なインタビュー・シリーズです。
彼らのドローンに対する探求・挑戦・そして表現方法を理解することを目的としています。
わたし達は、国際的なドローン・コミュニティの中にいる方々、ドローンに対する情熱を持っている方、専門性・創造性、そして影響力を持つ方々にお話を聞くことから始めました。
記事をご覧いただいたみなさんにとっても何らかの気付きがあることを願っています。