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【People in Drones】Joel Chiaさんの場合

「People in Drones」*シリーズで、わたし達はシンガポールのコミュニティを驚かせたドローンのInstagramアカウント「iDroneMan」の作者であるJoel Chiaさんにお話を聞きました。Joelさんの忙しいスケジュールの合間を縫って、ドローンを飛ばし始めた頃や空飛ぶロボットによって生じた冒険、ドローンによる写真撮影が世界観にどのような影響をもたらしたか話してくれました。


Joel Chia- the creative mind behind IG “iDroneMan” 
Photo courtesy:https://www.instagram.com/idroneman/

SKYWALKER:自己紹介をお願いします。
ジョエル:ずっと写真撮影に興味があったので、数年前にデジタルカメラ、DSLRを使い始めました。ある日、空撮映像を使った旅行VlogをYouTubeで見かけ、どうやって撮影しているのか興味をそそられました。空撮についてgoogleで調べていると、ドローンの情報が出てきました。中古のDJI Phantom 3 Advancedで撮影を始めました。当時の私にとっては高価なものでしたが思い切って決断しました。
操縦を少し練習してみると、とても扱いやすい機体でした。その時、私はまだシンガポールにいたので、シンガポールのランドマークを様々な視点から撮影し始めました。

SW: Instagramを始めてどれくらいになりますか?
ジョエル:2年です。自分の最初のドローンを手に入れた当初はただ写真を撮っているだけでした。すぐにInstagram は、自分が撮影した写真を展示する大きなプラットフォームだと気付き、楽しんで投稿していました。すると人々が質問してくるようになり、閲覧者が増え始めました。転機となったのはシンガポール首相が私の作品をInstagramで見たことです。私は、マリーナ・ベイ・サンズなどのシンガポールの有名なスポット全てをドローンで撮影する「シンガポール・シリーズ」を投稿していました。首相は秘書の方を通じ、私が撮った写真をリポストしても良いか尋ねてきたのですが、それがきっかけとなって、まるで雪球を転がすように多くのシンガポール人が私の作品を知り、PRエージェントやプロモーション会社が写真についての記事を書くようになりました。光栄に思うと同時に、少しショックでもありました。


Faroe Islands (Lonely Island)
Photo courtesy:https://www.instagram.com/idroneman/

SW:「iDroneMan」という名前の背景にあるストーリーを聞かせてください。
ジョエル:私は自分が掲載しているもの、つまりドローンで撮影した写真と私自身がドローンによる写真撮影のエキスパートであることを表現できる名前を付けたいと思っていました。ある日、友人数名に連絡をしてアカウント名について意見を出し合いました。一人が「『Iron Man』ってあるよね?『I-Drone Man』っていうのはどうかな?」と提案してくれました。私はIron Man(アイアンマン)がとても好きでしたし、その名前はキャッチーだと思いました。
「I-Drone Man」と声に出すと、誰もが簡単に認識できます。また、”Hey, I drone, man.”(「やあ、俺はダラダラしているよ」)と言っているようにも聞こえます。二通りに解釈ができるので気に入っています。

SW: こんなに大人数のフォロワーがいるというのはどんな感じなのでしょうか?
ジョエル:自分では巨大なアカウントだとは思っていませんが、とても楽しんでやっています。私は皆さんに、写真に写っている場所に行ったり、この美しい惑星を探検したような気分になって欲しいという願いを込めて私の視点を共有しています。旅に行った時には、Instagramは世界中の人々と繋がれ、他の人達を手伝ったり、コミュニティーとして共に成長することができるプラットフォームだと考えています。


Flatlay Autumn Colours (Vermont)
Photo courtesy: https://www.instagram.com/idroneman/

SW:この1年半はどこを訪れていたのですか?
ジョエル:大半はヨーロッパとイギリスを拠点にしていました。ほぼイギリス国内全て、スカンジナビア、そして南欧を旅しました。アメリカとインドネシアやタイなどの東南アジアの国々も訪れました。
最もエキゾチックだったのはアイスランドです。
大西洋の真ん中にあるフェロー諸島へも行きました。
ドローンを飛ばすのに一番気に入っている場所はノルウェーで、特に北部が好きです。
その風景には圧倒されました。

SW:ドローンへの探求を振り返って、ドローン操縦において何か困難だったことや、諦めようとしたことはありましたか?
ジョエル:毎フライトがまるで初めてのフライトのように感じます。
ドローンが無事に自分の元に戻ってきた時は幸せです。DJI社の製品はよいシステムを搭載していますが、風向きが急変するかもしれないし、バッテリーも低下するかもしれないので私は常に警戒しています。
私が直面している問題は、補助者という点です。一人でドローンを飛ばしていると、機体より上にあるものを常に監視しなければいけません。
幸いにも私がドローンを飛ばす時、たいていはモニターをしてくれるパートナーがいます。離陸と着陸、止まって写真を撮るのに適した場所を見つけ、フライトプランを作ることも大切です。ドローンが帰ってこないのではないかという小さな心配は頭の片隅に常にあります。
ドローンを飛ばすことを諦めようとしたことはないですね。ドローンによる撮影によって自分自身を表現できるからです。初めての場所でもよく知っている場所でも毎回新鮮な視点をもたらし、落ち着いて全体像を見ることを思い出させてくれます。ドローンの持つ可能性への窓は非常に大きく開かれています。


Dolomities - Val Di Funes
Photo courtesy:https://www.instagram.com/idroneman/

SW:あなたにとって写真を撮ることとは何ですか?
ジョエル:私がこの目で見たことの表現です。写真撮影は、私が情熱を傾けていること、つまり旅や自然、アウトドアなどを友人や家族に見せて表現することができるものです。また、人として成長させてくれるものだとも思っています。
写真を撮ることで自分自身を見つめることができます。場所もいつでも同じように見えるわけではありません。上から俯瞰すると、私はいつも自分達がいかに小さな存在で、世界がいかに大きいかを思い知らされ、世界を冒険したくなるのです。それは皆さんが出かけたくなったり、人生と与えられた時間を最大限に活かしたいと思ってもらえるようなものだと思っています。自分の人生がいつ終わるか、自分の残り時間は誰も知らないので、全ての瞬間を大切に、あなたが愛することをしてください。


Interview with Joel Chia, the content creator of IG “iDroneMan” via Skype on September 11, 2018. Photo by SKYWALKER Inc. 

ジョエルさん、ありがとうございました。情熱と知性を併せ持つ作品を楽しみにしています。
〔スカイウォーカー株式会社Facebookより抜粋〕

【People in Drones】*
「People in Drones」は、スカイウォーカー株式会社によるドローンに関わる人々への国際的なインタビュー・シリーズです。
彼らのドローンに対する探求・挑戦・そして表現方法を理解することを目的としています。
わたし達は、国際的なドローン・コミュニティの中にいる方々、ドローンに対する情熱を持っている方、専門性・創造性、そして影響力を持つ方々にお話を聞くことから始めました。
記事をご覧いただいたみなさんにとっても何らかの気付きがあることを願っています。