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【People in Drones】イスハン・ハッサンさんの場合

「People in Drones」* シリーズで、わたし達は13万6千人以上のフォロワーをもつ創造性溢れるInstagramアカウント『See from the sky』の作者であるイスハン・ハッサンさんにお話を聞きました。
友達同士のような気さくな雰囲気のインタビューを通じ、彼がドローンで撮影した魅力的な作品の創造プロセスと、モルディブに拠点を置くクリエイターであるイスハンさんが写真によって伝えるメッセージを理解することができるでしょう。


Ishan Hassan- the creative mind behind “See from the sky” 
Photo courtesy:www.instagram.com/seefromthesky/

SKYWALKER:自己紹介をお願いします。
イスハン:継続教育と就職のために16歳で地方の島から首都マレ(マレ島)に移りました。結果的に私は勉強の代わりに約7年間、空港のカスタマーサービスで働くことになりました。23歳の時にはウェイターやバリスタとして働きながらモルディブにやってきた観光客の手伝いをしていました。2015年にガールフレンドと一緒に初めてのドローンを買ったのですが、あいにくすぐに壊してしまいました。どうやって飛ばすのかを知らなかったからです(笑い)。新しいものを買って、モルディブに帰って来てからドローンを飛ばして撮った写真をInstagramに投稿し始めました。その頃は初心者だったので、「@fromwhereidrone」や「@droneheroes」といったInstagramアカウントから非常に多くを学びました。今も彼らから勉強しています。
その後、ドローンだけでは創作プロセスに不足があると気付いたため、デジタル一眼レフカメラを買いました。私がInstagramに本気で作品をアップロードし始めてから、人々が私と交流するようになりました。もう3年になります。


Baa Atoll 
Photo courtesy:http://www.instagram.com/seefromthesky/

SW:ドローンでの写真撮影は最初、どのようにしてあなたの関心をかき立てたのですか?
イスハン:カスタマーサービスのスタッフとして働いていた時、多くの外国人観光客がドローンを持ってやって来るのを見ました。同僚の一人がPhantom 3 Proを買い、マレの近くで飛ばすのに誘ってくれました。最初、私の手は震えていました。1,000ドルもするドローンだったのです!もし墜落させてしまったら大変です。
でも20分間飛ばした後、私は将来に確信を持ったわけではありませんが、残りの人生をドローンと一緒に過ごすことになるだろうと思いました。

SW:なぜ『See from the sky』という名前なのですか。
イスハン:私は子供の頃からずっとヘリコプターを操縦したかったのですが、それはパイロットになりたかったからではなく、全てを空から見ることに興味があったからです。ドローンによって空からの景色が見られるようになりました。
友人達と一緒にわたし達のチャンネル名について話し合っている時に「drone from the sky」のような名前は既にありました。私が「ドローンがすることって何だろう?空から全てを見ているんじゃない?『See from the sky』にしようよ。」と言ったのです。シンプルです。

SW:何か困難なことは経験しましたか?
イスハン:私の写真を見下すような競争相手がいたので、次はもっと良い作品にするぞと自分に言い聞かせていました。しかし、フォロワーが増えてくると良いコメントを送ってくれる人たちもいたので、ネガティブなコメントではなくポジティブなものだけを受け取ることにしました。
また、最大の恐怖はドローンが墜落してしまうかもしれないということでした。「もし墜落してしまったら、私も死ぬ!」と思っていましたが、今はもう大丈夫です。


The Maldives 
Photo courtesy:http://The Maldives Photo courtesy: www.instagram.com/seefromthesky/

SW:ドローンでの写真撮影初心者に何かアドバイスはありますか?
イスハン:最高のカメラを探し続けるよりも、まずは始めることです。一度創作を開始すると、自然と学び始めるものです。写真家にとってマーケティングもまた重要です。素晴らしい写真を撮っても、他人とのコミュニケーションの取り方がわからなければ、誰もその写真について知ることはありません。
優れたマーケティングの本を読んで、どのように人々と繋がるか学ぶことをお勧めします。新しいビジネス・アイデアも得られるでしょう。
つまるところ、他の人たちと話して学びましょう!

SW:あなたのチャンネルはドローンで撮影した写真だけでなく、環境問題についての情報も掲載されていますね。
ドローンによる写真撮影はあなたの環境とコミュニティへの寄与にどのように役立っていますか?

イスハン:ドローンで撮影するようになってから気候変動に気付きました。例えば、私が見たモルディブの珊瑚礁の90%は死んでいました。私は人々が気にかけるようになるかもしれないと思い、その写真を見せるようにしています。現在では、多くのモルディブ人が私のことを「自然を愛する人」として知っていると思います。
モルディブでは海にものを捨ててきましたが、今では例え小さなサイズであっても、プラスチック片を海に捨てることがわたし達を傷つけることになるということを認識しています。写真を撮るために方々を旅するようになってから私はこのことに気付き、私のコミュニティだけでなく皆に教えたいと思いました。
私は自分に何ができるか分かりませんが、ソーシャルメディアへの私の投稿を見た後に話を聞いて行動を起こしてくれた人がいることを知っています。
「Beautiful destinations」などのエージェントやNGOから求められれば、それが環境問題のための使用である限り、いつでも私は自分のコンテンツを無料で提供しています。
最近では、Instagramのキャプションを書く時、その場所について、現在の様子、また以前はどんなところであったか、また何か環境問題になっていないかを書くようにしています。たとい一人であってもそれに気付く人がいれば、誰かが話すことでそれが十人に伝わるかもしれませんから。


Whaleshark in blue
Photo courtesy:http://Whaleshark in blue Photo courtesy: www.instagram.com/seefromthesky/

SW:あなたにとって写真撮影とは何ですか?
イスハン:ストーリー・テリングです。最近は、誰もが何かを読むのではなくスクリーンを通して見ています。私が写真を撮ってその注釈を何か書けば、人々は読み始めるでしょう。写真と一緒に物語を伝えることができるので、写真によって人々の注意を引くことができます。私は環境についての本を読んできて頭の中に情報がたくさんありすぎるので出していかないといけないのです(笑い)。
私の投稿が他の人に影響を与えられるといいなと思います。


Interview with Ishan Hassan, the content creator of IG “See from the Sky” via Skype on August 20, 2018. Photo by SKYWALKER Inc.

SW:最後に、今後のプランを教えてください。
イスハン:良い人であること。人々を助けること。ドローン業界と環境の分野で善き人として有名になること。幸せでいることです。

イスハンさん、有難うございました。
モルディブならではの魅力的な写真作品からドローンによる環境問題の提起まで、更なるご活躍を楽しみにしています。
〔スカイウォーカー株式会社Facebookより抜粋〕

【People in Drones】*
「People in Drones」は、スカイウォーカー株式会社によるドローンに関わる人々への国際的なインタビュー・シリーズです。
彼らのドローンに対する探求・挑戦・そして表現方法を理解することを目的としています。
わたし達は、国際的なドローン・コミュニティの中にいる方々、ドローンに対する情熱を持っている方、専門性・創造性、そして影響力を持つ方々にお話を聞くことから始めました。
記事をご覧いただいたみなさんにとっても何らかの気付きがあることを願っています。