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【People in Drones】 ダーク・ダラスさんの場合

People in Drones
「People in Drones」は、スカイウォーカー株式会社によるドローンに関わる人々への国際的なインタビュー・シリーズです。
彼らのドローンに対する探求・挑戦・そして表現方法を理解することを目的としています。

わたし達は、国際的なドローン・コミュニティの中にいる方々、ドローンに対する情熱を持っている方、専門性・創造性、そして影響力を持つ方々にお話を聞くことから始めました。
記事をご覧いただいたみなさんにとっても何らかの気付きがあることを願っています。

People in Dronesダーク・ダラスさんの場合
People in Dronesシリーズの初回に、わたし達はソーシャルメディアで30万人以上のフォロワーを持ち、ドローンによる写真撮影と動画撮影のコツを指南してくれるwebサイト『From Where I Drone』のダーク・ダラス(Dirk Dallas)さんに聞きました。
ダークさんはドローンへの探求がどのように始まったかをカリフォルニアから語ってくれました。


Dirk Dallas- the master behind “From Where I Drone”
Photo courtesy:http://www.fromwhereidrone.com

SKYWALKER:本日はお時間をいただきありがとうございます。最初に簡単な自己紹介をお願いします。
ダーク:そうですね。2013年に父がiPadをコントローラーに使うAR Parrotを買ってくれたのが私にとっての最初のドローンでした。
それを飛ばすのがとても楽しかったので、写真撮影可能な機種にアップグレードすることにして、最初の本格的なドローンDJI PhantomにGoProを付属して使い始めました。
あるときから撮影した作品に「#fromwhereidrone」というハッシュタグを付けてシェアするようにしたのです。最初、そのハッシュタグはほんのジョークのつもりだったのですが、しばらくたって確認したときに、そのハッシュタグを付けている画像の多さに驚きました。それで
「@fromwhereidrone」をソーシャルメディアでスタートし、Webサイトも立ち上げることにしたんです。

SW:なぜ「From Where I Drone」なのですか?
ダーク:Instagramは2010年に始めたのですが、当時、大変な人気だったハッシュタグの一つに「#fromwhereistand」という、
自分の立っているかっこいい地面を見下ろした写真につけるというものがありました。私のドローンのカメラも下を向いていたので、単純に「stand」を「drone」に入れ替えたんです。そしてその後はご存じの通りです!


Dirk’s favourite photo- Chicago Bean
Photo courtesy: http://www.fromwhereidrone.com

SW:予期していなかった挑戦はありましたか?
初めてのクラッシュについて教えてください。
ダーク:最初の大きなチャレンジは、ドローンを飛ばすときに前後逆に考えることを覚えることです。というのも逆方向を向いている時、
コントロールはドローンに取って逆向きになるからです。
また、どこでドローンを飛ばせるのかわからず、規制に苛立っていたのも覚えています。当初はきちんとした細かいルールがなかったので、何をして良くて何をしてはいけないのかがわかりませんでした。
ドローンが空中を飛んでいる時の感覚、つまりどれくらい木や建物とドローンが近付いているのかの距離感をつかむのも難しかったです。
GoProとモニターを接続するのもセット全体の中に他社製のパーツが含まれていたので大変でしたね。

私の初めてのクラッシュは、木のてっぺんに引っ掛けてしまって、サッカーボールを投げてドローンを落として取るのに45分間もかかりました。
ドローンをフルスピードで丘に突っ込んでしまったこともあります。
「スポーツ・モード」を試していて、フルスピードが出ている時は障害物回避機能が作動しないということを知らなかったからです。

SW:どうやって困難を乗り越えましたか?
ダーク:試行錯誤の連続でした。Googleで自分が持っているドローンについて調べても関連情報はあまり出て来ませんでした。なので、かなり周辺情報を掘り下げないといけなかったし、ホビー・ショップのスタッフに電話したことさえあります。
このような経験が、私がwebサイトを始めた主な理由の一つです。
当時、情報はあまり多くなかったので、いつも他の人に分かち合いたいと強く願っていました。他の人を助けるために自分が学んだことを公開することが重要だったのです。

SW:忘れられない撮影はありますか?
ダーク:ドローンで撮影した中での一番のお気に入りの場所はアイスランドです。
アイスランドに行く機会のある人はそんなに多くないので、空から撮影した風景というのは本当に珍しいものだったのです。
ドローンのお蔭でとても人気ある観光スポットを通常と全く異なるアングルから撮影することができました。例えばこの黒い砂のビーチに大きな氷の欠片が転がっている写真のように。


Unforgettable shot in South Iceland by Dirk Dallas
Photo courtesy: http://www.fromwhereidrone.com

SW:ドローン初心者に何かアドバイスはありますか?
ダーク:飛ばす際にはあなたの住む国や地方などの法律・規制に充分注意して欲しいです。
私はドローンの評判が良いものであって欲しいのです。
ドローン愛好家達が見境のない無謀な反逆者だと思われたくないからです。
また、ドローン初心者はきちんと時間をかけて飛ばし方を学ぶべきだと思っています。そうすれば、ドローンを飛ばすことに慣れるでしょう。
私は誰かにドローンの飛ばし方を教えるとき、気持ち良く飛ばしてもらえるように心がけています。
そうしてこそはじめてその人達は写真や動画を撮る幅広い方法を本当に学び始めるからです。
ゴールはとにかくドローンの操縦に慣れることです。

SW:いつかドローンが時代遅れになってしまうとすれば、どんなふうにあなたの生活は変わると思いますか?
 
ダーク:とてもがっかりするでしょうが、ドローンは非常に新しいもので我々はまだドローンをどんな用途に使えるかを探るためにその表面を引っ掻いているような段階にいるに過ぎません。ですから、どんな風にドローンが時代遅れになってしまうかは想像できません。ドローンが近いうちに何かに取って代わられると想像するのは難しいですね。ドローンは我々の創造性のパレットに、実に多くのチャンスを加えてくれました。まるで空飛ぶロボットのパンドラの箱を開けてしまったようなものです。さて、我々は後戻りできるでしょうか。

ダークさん、有難うございました。
From Where I Drone』での美しい作品を楽しみにしています。
〔スカイウォーカー株式会社Facebookより抜粋〕


Interview with Dirk Dallas, the mind behind “From Where I drone” via Skype on July 26, 2018.
Photo by SKYWALKER Inc.